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■ 世界にはばたくYukigassen!
 雪合戦と聞いて、皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか? 
日本とフィンランドの国土面積はほぼ同じ大きさ、しかもどちらも南北に長い形をしています。日本には雪の降らないところもありますが、フィンランドは冬には国土全土が雪に覆われます。雪が降れば子供たちは雪合戦で遊ぶ、というのは日本の常識。ところがフィンランドでは雪があっても必ずしも雪合戦ができるわけではなりません。寒すぎるといくら握っても雪は玉になってくれないのです。だから雪合戦ができるのは比較的暖かい氷点下数度のときのみ。春先暖かくなってきたころ、日本から上陸した競技「Yukigassen」がフィンランドで行われます。

 2002年4月6日、7日、フィンランド最北端の都市、ラップランド県ケミヤルヴィ市で第8回国際Yukigassen大会が開催されました。さすがに春の雪は、日中の暖かさで湿度を含み雪球を作るには最適のコンディション。団体競技の各チームは7人編成で、攻撃隊3人、守備隊4人、うち必ず女性3人を含むチームです。勝負は3分。雪球を敵にぶつけ、一人でも多くのプレイヤーをコートから追い出し、敵陣の旗を奪った方が勝ち。敵の旗を取るところは日本のサムライ合戦らしい要素ですが、ヘルメットをかぶり、真剣に勝負する様子は正に競技。観戦席に飛んでくる流れ球のスピードから真剣さの度合いが伺えます。これが命中するとかなりの痛さ。 雪合戦と聞いて、何?アホくさい!と思った方、それは甘い。陣を指揮する大将がいて作戦もあるのです。雪球の数が決められているため、兵隊は残っていても雪球が無くなったり、最後の方に雪球がうまく前線攻撃部隊の手元に転がせず役に立たない雪球を出したり、正に合戦。真剣な駆け引きの面白さは、遊びとはいえ参加者のみならず観戦者の興奮をさそい会場は歓声であふれかえっていました。

 大会会場には、フィンランド、日本、ノルウェー、イタリア、ブラジル、ロシア、中国など数カ国の国旗が会場に掲げられ、国際大会の雰囲気を盛り上げます。 実は、このYukigassen国際大会は、北海道の壮瞥町とケミヤルヴィ市との姉妹都市提携を結んだところに始まり、さらに国際大会へと発展したのは、
セイブ・レイダーズ
ケミヤルヴィ市のもう一つの姉妹都市、ノルウェー北端のVardo(ボルド)市が公式参加しているところにあります。 その他の国の人たちはチームに混ざって参戦です。 フィンランド大会の1週間後には、ボルド市で大会が行われます。フィンランドでは、Yukigassen委員会なるものが昨年発足され、フィンランド全域に大人から子供までが参加できる冬のスポーツとして広めていこうという動きです。今大会の優勝は日本の貫禄勝ち、セイブ・レイダーズが優勝しました。

 壮瞥町を始め雪合戦愛好者の間では、雪合戦を正式な冬季オリンピック競技種目することを目標にしています。今のうちからナショナル/チームを目指して訓練,そして皆さんも来年のYukigassen国際大会に参加してみてはいかがですか?熱くなること間違いなし!
 http://www.kemijarvi.fi/tapahtumat/yukigassen/kilpailu/index.html

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