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  12月号(月一回2週目更新)

■ フィンランドのワイン
28.01.2004
ヴァラモ修道院のワイン
 フィンランドでワインができるの?と思っている方も多いでしょう。確かにぶどうで作るワインはほとんどありませんが、フィンランドならではの様々なベリーを使ったワインが各地で作られています。田舎では、広い土地に小さなワイン工場をたてた「自家製」らしさがたっぷりのワインが小さな店に並んでいるところがほほえましい限り。ラベルもお手製で工夫が見られます。ベリーのワインの特徴は、ちょっと甘いこと。でも、きっと貴方の舌にあうワインがあることでしょう。

 フィンランドの原風景といわれる北カレリア地方の文化が根ざすヴァラモ修道院でも、ワインが作られています。パッケージも教会ならではで、ちょっと崇高な感じ。教会ではワインはミサに欠かせないアイテムなので、ヴァラモでは伝統的なワインに出会えます。

 オーロラがみられるラップランドでももちろん、ワイン・セラーはたくさんあります。
若者に人気のスキーリゾート、レヴィ
2月末にワールドカップ、アルペン女子が行われるレヴィにあるワインセラーはとても小さな店ですが、ラップランドで豊富に採れるベリーを使ったワインはユニークなものばかり。その名もずばり「レヴィ・ワイン」は黒すぐり、白すぐり、ツルコケモモがミックスされたミディアム・ドライ。ラップランドらしい「トナカイ・ワイン(Poroviini)」は、ブルーベリーが原料。さらに「シャーマンの輝き(Shamaanin Kirkas)」となると、ルバーブのワインと味も様々。

レヴィのワイン
 ラップランドでしかとれない値段が一番高価なベリーがクラウドベリー。ワインになっても他よりはちょっと高めで名前も「ゴールド・ワイン(Kultaviini)」として販売されています。ラップランドのタンカヴァーラでは金が取れることでも知られていますが、クラウドベリーはラップランド原産のもうひとつの「ゴールド」。この一番ラップランドらしい「ゴールドワイン」のラベルはベリーの写真なのですが、実は裏バーションもあり。「ヘモ・ヘス(Hemo Hes)」と名づけられ、トナカイが交尾をしているキョーレツな写真は、フィンランドならではのきつーいジョーク。2001年のラハティのノルディック・スキーの世界選手権で発覚したドーピング事件で使われた薬がヘモ・ヘス。キャッチコピーに「能力を高める」とかかれているこのワイン、レヴィに行ったらぜひ試してみてください!

北カレリア、ヴァラモ修道院についてはこちらから
レヴィについてはこちらから
レヴィのワインセラーはこちら。(英語) 

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