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今年のスポーツマン
ウィンタースポーツ開幕!
ミスター・フィンランド
トゥルクのマスタード
ヘスバーガー
不思議な国、ニッポン
一日が25時間?
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フィンランド・カフェ
ヘルシンキっ子とオーロラ
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ベリー摘み競争
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ハノイ・ロックス復活
フィンランド人の速さの秘密
夏の終わりのフェスティバル
ムーミンに会いたい
ビール、Olut
夏休み
タンゴとマリメッコ

■ ピックヨウル

 12月になると、みんながみんなクリスマス雰囲気になり、なんとなくうきうきした気分になります。お店に行けば、クリスマス・グッズが満載ですし、街はクリスマスのライトアップがきれいになります。サンタクロースの顔もあちこちでみられるようになります。日本では、「もういくつ寝るとお正月」ですが、クリスマスが大切な祝日なので、「もういくつ寝るとクリスマス」です。

 クリスマスの4週前の日曜日からは、教会でもクリスマスの特別ミサが始まり、普段は教会には足がむかない人たちも、家族そろって教会に出かけます。クリスマスまで4回の日曜日に1本ずつろうそくをともしていき、4つのろうそくがともればクリスマスは目前です。ろうそくの火が増える日曜日ごとにクリスマスが近くなるのです。この4週間はクリスマスの準備期間となります。

 学校や家では「クリスマス・カレンダー」が用意されます。12月1日から24日まで、つまりクリスマス・イブまで毎日めくる楽しいカレンダー。子供に人気なのは、数字をあけるとチョコレートが入っているもの。チョコの形が毎日違うのが楽しい。朝一番にカレンダーの日にちをめくり、サンタクロースがやってくるクリスマス・イブまで何日か指折り数えるのです。学校では、壁掛けの布のカレンダーで日にちの数字に小さな袋が安全ピンでとめてあるのが一般的。授業の始まる前の朝の会で、毎日一人が袋をあけます。通常天使やトナカイなどクリスマスにちなんだ小さな人形が入っていますが、時にはお勉強のためのキーワードを入れるまじめな先生もいます。

 クリスマス前の大人の楽しみは、「ピックヨウル」。ピックヨウルとは日本語では「ちっちゃなクリスマス」を意味しますが、実際のところはフィンランドの忘年会。友達や会社の仲間が集まって、飲み明かすのが恒例。クリスマスはたった一日で家族だけで過ごすことが多いため、クリスマス気分をいろいろな仲間と味わいたい、そして神聖なクリスマスよりは思いっきりハメを外したい、というのが本音でしょう。ピックヨウルのはしごや毎日毎日ピックヨウルで二日酔いという浮かれ気分になるのが12月。寒い冬を明るく楽しく生きるための知恵なのかもしれません。この時期フィンランドのバーで大騒ぎをしているグループがいても、温かい目で見守ってください。

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