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07.04.2004
イースターの子供たち
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イースターは春の訪れを感じさせる休日で、今年は4月9日からです。長かった夜が嘘のように短くなり、暖かな太陽の光が寒い冬を忘れさせます。フィンランドのイースターでは、魔女に扮した子供達がネコヤナギの枝を持って近所の家を回りお菓子やお小遣いをもらったり、色とりどりにイースター・エッグを飾り付けしたり、地方によっては伝統的なかがり火「「イースター・コッコ」を盛大に燃やしたり、特別のデザートのマンミを食べたり、楽しい休暇となります。
イースター休暇の時期は初春の華やかな雰囲気なので、なんとなくうきうきした気分になります。でも「イースター=復活祭」はキリスト教では大切な祝日。ユダヤの過越祭直前に救世主、イエス・キリストが十字架にかけられ3日目に復活したことを祝う、本来は宗教的な意味が深い日です。最近では、アカデミー賞俳優メル・ギブソンがイースターのオリジナルとなるキリストの受難を映画化した「パッション」が話題。残酷な十字架刑を忠実に表したという衝撃的な映像は世界中で賛否両論をまきおこし、アメリカを始め各地で大ヒットとなりました。(日本では5月1日が公開予定)
Via Crucisの舞台
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さて、このキリスト受難の物語を疑似体験できる野外劇が、毎年イースター休暇にヘルシンキで上演されます。「Via Crucis−十字架の道」は、ヘルシンキ中央駅東にあるカイサニエミ公園で幕を開けます。捕らわれの身となり茨の冠を被せられ十字架を背負ったイエス・キリストは、ロシア領時代の名残がある歴史的で重厚な建物が立ち並ぶスネルマン通りを歩き、最後にはヘルシンキのランドマークである大聖堂で十字架にかけられます。大聖堂前の階段にたてられた十字架が、ライトで美しく照らされ、幻想的なクライマックスが春の夜に浮かび上がるのです。
クライマックスの十字架のシーン
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主要人物はプロの役者が演じますが、地方劇団の役者やアマチュア劇団、さらにはボランティアも集まり、100人以上が劇を作り上げていきます。観客も野外劇の中では重要な役者。当時の野次馬市民として役者と一緒に市内を移動し、まるで2000年前の出来事に紛れ込んだような錯覚に、、、。当然ながら入場料などいらないパーフォマンスで、昨年は3万人以上もの人が集まりました。忘れられないイースターを経験しに、春のヘルシンキにいらっしゃいませんか。
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