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あっという間に,フィンランドにも春が来ました。今年、4月は例年以上に暖かく20度近くに気温が上がることもあったようです。春の訪れは、気温や鳥の鳴き声、あるいはアイスホッケーの世界選手権、と様々なものから感じることができますが、やはり春のお祭りとしてみんなが楽しみにしているのが,5月1日のヴァップでしょう。ヨーロッパではメイ・デーとして労働者の祝日として知られますが,フィンランドでは少々趣が違うようです。子供や学生が大騒ぎする日が5月1日です。
ハーヴィス・アマンダに帽子を
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歴史的な背景をみると、宗教的な祝日、春を告げる5月半ばの「フローラの日」、ヨーロッパからきた「労働者の日」など様々な要素が重なって作り出されたフィンランドのヴァップですが、他の国より学生が大騒ぎするのはこんなお話があるからです。「1800年代、カイサおばさんはヘルシンキの街角の屋台でパンや飲み物を売っていましたが、貧乏な学生には無償で恵んであげました。カイサおばさんがやっと自分のレストランを持てた1839年に、学生達はカイサおばさんの5月1日の68歳の誕生日に歌でお返しをし、飲んで食べて楽しく過ごしたのです。
昔の春のお祭り
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おばさんが亡くなってからも、毎年おばさんの思い出に学生達がそのレストランに集まって祝ったそうです。」実はこの話はフィンランド人にもあまり知られていなく、今では学生の証拠の白い学生帽を街の彫刻にかぶせ、前日の4月30日から飲んで大騒ぎするのが慣わし。ちょうど暖かくなり、レストランのテラスがオープンし、昼間からビールを1杯といった気分になるのもこの時期からです。
もう一つ、フィンランドで独特なヴァップの風景は風船です。1920年代から風船がヴァップに飾られるようになりました。4月末になると色とりどりの風船が街に現れます。最近では,黄色いピカチュ-の風船なども人気です。花がまだ充分に咲かないフィンランドで色を添える役割なのでしょうか。
ピカチュ-の風船が人気
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ヴァップの飲み物は「シマ」。北欧神話の神々たちが、戦いに出て行くときに飲んだ知恵と力の飲み物といわれます。実際には,のスカンジナビアの国と作り方も違うようですが,レモンとシロップの入ったレモネードのような飲み物です。このさわやかな飲み物も、冬が終わり夏が近づいたことを感じる一因でしょう。テラスで一杯、夏のフィンランドらしさを味わいに来てください!
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