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■ 大統領選挙は決戦投票へ!
18.01.2006
決戦投票はハロネンとニーニスト
 フィンランドで、すでに2006年最大のニュースといえる大統領選挙が1月15日に行われました。この日の第一回目の投票では大統領が決定するには至らず、1月29日の第二回目、決選投票に大統領選挙は持ち越されました。海外に住んでいるフィンランド人も大使館や領事館などで投票が可能で、日本からもの一票も選挙には貴重な票となりました。

孤軍奮闘アルト・ラハティ教授
 選挙戦を通して有力な候補者は、当然ながら現大統領のタルヤ・ハロネン。元閣僚のサウリ・ニーニスト、現首相のマッティ・ヴァンハネンがハロネンに続きました。今回の選挙に立候補したのは8人。ほとんどが政党の代表として出馬しましたが、8番目の候補者アルト・ラハティのみが「教授」の肩書きで立候補し、独特な手法で選挙戦を戦っていたようです。選挙ぎりぎりまで、各候補ともに繁華街での演説、握手など必死の選挙活動を行いました。歌手や俳優などの有名人も支持する候補を応援。フィンランドが選挙一色に染まりました。

 大統領になるためには、50パーセント以上の得票が必要で、全ての候補者の得票率が50パーセント未満だった場合、上位2人で決戦投票が行われます。第一回の投票は、即日開票の結果、タルヤ・ハロネンが最も票を集めたものの46、3パーセントで過半数は獲得できず、サウリ・ニーニストが24、1パーセントの得票率でハロネンに続き、この二人が2回目の選挙にのぞむことになりました。もう一人の有力候補ヴァンハネン首相は、18、6パーセントの得票率。
ショッピング・センターでの選挙活動も及ばす、 マッティ・ヴァンハネン首相
ヴァンハネンは開票の初期段階で、早々と敗北宣言をして、二回戦ではニーニストに投票することを表明しました。そして、ニーニストの「元カノ」文化大臣で元ミスのカルペラもニーニストを支持。他の小さな政党の候補は一桁の得票率。ちなみに孤軍奮闘のラハティ教授は、1パーセントにもわずか0、4パーセント(13401票)の得票に終わりました。

 大統領選の投票率は、73、9パーセント。ハロネン大統領は、前回よりも低い投票率に不満のよう。決戦投票は、確実に一票の重みが増すために、投票率も上がることでしょう。あと2週間、ハロネンか、ニーニストか、フィンランドは大統領選挙の話題で持ちきりです! 

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