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ボクサー、トニー・ハルメ
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フィンランドの総選挙が3月16日に行われました。一院制議会の国会議員は200名で、4年に一度の選挙となります。選挙の一年以上前から誰が立候補するかの噂で大騒ぎ。スポーツ選手や歌手の名前がタブロイド誌をにぎわせます。実際にただの票集めだけではなく、元ミス・スオミがまじめに政治に取り組んでいる例もあります。今回の投票率は69、6パーセント。投票日前の不在者投票率は25、5パーセント。不在者、というよりは事前投票で早く投票を済ませたい!というせっかちな人が利用するようです。近所の郵便局で事前投票ができるのが便利です。
中央党のヤーッテーンマキ
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フィンランド議会には様々な政党がありますが、中央党、社会民主党、国民連合党の3大政党は大差がなく、今回は中央党が社会民主党に0、2パーセント差の得票率で勝利を収めました。中央党の党首は女性のアンネリ・ヤーッテーンマキ。国会議員の約40パーセントは女性というフィンランドでは女性党首は珍しくありません。ちなみに大統領は2000年から女性のタルヤ・ハロネン。
元ミス タニヤ・カルペラ
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得票数のトップは現首相のパーヴォ・リッポネン(社会民主党党首)。第2位が、第3党となる国民連合党の党首ヴィッレ・イタラ。そして、3位には元ミス・スオミのタニヤ・カルペラ。第4位が左派同盟の女性党首スヴィ・アンネ・シーメス。ダークホースは第5位となったへヴィー級のボクサー、トニー・"ヴァイキング"ハルメ。現役ボクサーでもあるハルメは悪役で売っているボクサー。最近はCDデビューも果たし、ジャケットの写真にはなぜか漢字で「悪侍」の刺青が腕に。人種差別的な発言を繰り返すハルメが政治家としてふさわしいのか、フィンランドではさっそく議論がおこっています。ちなみに得票数でハルメに続いたのが今回勝利を収めた中央党の党首ヤーッテーンマキ。
パーヴォ・リッポネン
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フィンランドでは現役大臣が落選することも珍しくありません。初選出された議員が62人を数えたということは、約3分の1が入れ替わったわけです。国民も誰が政治家としてふさわしいのか、厳しい目でみつめている証拠です。ちなみに60歳以上の議員は18人のみ。30歳以下は6人。もちろん国会ではかなり活発に議論がなされます。不況に陥った90年代初めから見事に立ち直ったフィンランドは、どこかの国と違って各議員が政治家として誇りを持って活動しているのでしょう。
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