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トゥルクのマスタード。味もいろいろ
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フィンランド人は、国産にこだわります。スーパーでも国産の白鳥をかたどったマークの商品は、外国産よりちょっと値段が高くてもちゃんと売れるのです。古都トゥルクでは、国産バーガーのヘスバーガーが有名ですが、もう一つ誇れる食品がマスタード。Turun Sinappi=トゥルン・シナッピはトゥルクのマスタード。トゥルク城の絵が描かれたチューブはフィンランド人の家庭には必ずあるもの。というのも、フィンランド人が大好きなソーセージにマスタードがついているのは当然のことだから。サウナ発祥の地、フィンランドではサウナの後にソーセージとビールがうれしいひと時です。アウトドアでは直火であぶり、屋内ではレンジでチンしたソーセージに、絶対欠かせないものとしてトゥルクのマスタードが添えられます。日本のマスタードに比べればマイルドで甘いのですが、味も甘口から辛口までそろっています。
トゥルク城
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そんなフィンランド人の誇りであるマスタードに危機が訪れました。なんと50年以上も続いてきたトゥルクのマスタード工場がスウェーデンのウプサラに移される、というニュースが流れたのです。このニュースが伝えられるとネットでは議論がまきおこり、「トゥルクのマスタードはトゥルクで作られるべき」の意見が大半を占めました。毎日話題をひとつ決めて投票を行うあるネット・ページでは、いつもは参加者が1500人から2500人なのが、トゥルク・マスタードの話題では3000人以上の人が参加し、7割以上がトゥルクのマスタードを支持しました。これらの声を受けてか、トゥルクのマスタード工場は残す、との発表がありましたが、どちらにしても来春には、「トゥルクのマスタード」は、ウプサラの工場で製造されるようです。
ソーセージ(マッカラ) はマスタードを添えて
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ウプサラで作られても名前が「トゥルクのマスタード」のままなのか、というのもまた話題です。本当にトゥルクで作られたトゥルクのマスタードは冬まで?フィンランドに旅行をしてソーセージ(マッカラ)を食べる機会があった方でも、このマスタードを欠いては本当のマッカラ体験したとはいえません。本当に本当のトゥルクのマスタードは、ウプサラに移される前のこの冬限り、のようなのでぜひフィンランドで味を試してから「トゥルクのマスタード」をお土産にお持ちください!
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