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6月号(月一
回2週目更新)
■ サヴォイ・レストランとアールトの花瓶
アルヴァル・アールトはフィンランドが誇る建築家。通貨がユーロに変わる前までは、50マルッカ札の顔でもありました。 ヘルシンキのコンサートホール、フィンランディア・ホールやエスポーのヘルシンキ工科大学、
ロヴァニエミのラッピア・ハウスなどなどフィンランドらしいシンプルで清潔感のある建築物が、アールとの作品。アールとは建築物の設計だけでなく、都市計画として戦争で破壊された町の都市計画に関わったり、家具や食器などのデザインも手がけてました。半世紀以上前の作品でもアールト・デザインのイスや花瓶をフィンランドでは普通に購入することができます。流行にとらわれない、よいものを作り出すフィンランドの気質が生きているのでしょう。
アールトの作品で比較的手軽に持ち帰ることができるおみやげが花瓶です。1936年にデザインされたアールト・ベースはフィンランドらしい湖の形。色は透明けでなく、緑や青、そして大きさも深いものから浅いもの、大きいものから小さいものまであるので、選ぶのも楽しいフィンランド・グッズです。一般的に「アールト・ベース」の名前で知られていますが、本当の名前は「サヴォイ・ベース」。 花瓶のデザインと同時代にオープンしたヘルシンキの老舗レストラン「サヴォイ」は、アールトが内装をデザインしたことでも有名な高級レストラン。そのレストラン・サヴォイに巨大なベースが登場しました。
花瓶の制作は、フィンランドのガラス・メーカー「イッタラ」。イッタラは工場の12周年を祝って2001年に1メートル以上のアールト・ベースを6つ作りました。その1つが今年の6月にサヴォイ・レストランにプレゼントされ、現在ではホールの中央に飾られています。レストランのオーナーも「世界に6つしかない巨大な花瓶がサヴォイにあるのは当然」と鼻高々です。
夏休みにはフィンランドへ世界中から建築を勉強する学生がにアールトをめぐる旅に訪れます。建物を独立したものだけと考えずに、周囲の環境にあったものを作り出してきたアールト作品はフィンランドの自然を見て理解できることなのではないでしょうか。時間がなかったり、予約がとれなかったりでじっくりアールとの作品を回れない方でも、ヘルシンキ市街地のサヴォイならばアクセスも簡単。ぜひ、ヘルシンキに行く際はお立ち寄りください。
アールトについては、こちらからどうぞ。
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英語
レストラン・サヴォイについては
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