 |  |  | |
| : Finland This Week
|
| |
|
|
31.05.2006
美しいポルヴォーの大聖堂
|
フィンランドでショッキングな事件が起きました。フィンランドで2番目に古い街ポルヴォーの大聖堂の屋根が火事で焼けてしまったのです。ポルヴォーはヘルシンキから約40分と交通の便もよいのでヘルシンキからの日帰りツアーには最適な街。川沿いの赤い倉庫群が美しく、旧市街内のかわいらしいハンディクラフト・ショップや素朴だけどおしゃれなカフェ、芸術家の家など見所もたくさんあります。その中でも旧市街に位置する大聖堂は、歴史ある建物というだけではなく、元F1チャンピオンのミカ・ハッキネンが結婚式をあげたことでも有名です。
屋根が焼け落ちた教会
|
ポルヴォーの大聖堂が焼けたのは5月29日の早朝。午前2時過ぎに消防車の音でポルヴォー市民は目を覚ましました。火事に気づいたタクシー・ドライバーが消防署に電話し、数分後には消防車が到着しましたが、そのときはすでに屋根が激しく燃えており、消火活動もままならなかったようです。大聖堂の近所に住む人たちも真っ暗な中、バケツ・リレーで消火活動を助けましたが、屋根が焼け落ちるのをとめることはできませんでした。ポルヴォーの大聖堂は15世紀に建てられた石の教会で、フィンランド国内でも歴史のある教会です。とはいっても、何世紀もの間に火事や戦争で何度も焼けていて何度も修復をされてきています。火事の原因、屋根以外の損失、今後の修復計画は、火事の現場検証が済んでからとなります。大きな火事だったにも関わらず、教会が全焼したわけではないこと、近隣には燃え移らなかったことは、幸運だったのかもしれません。
内部のフレスコ画は大丈夫?
|
ポルヴォー市のシンボルの大聖堂の火事は街にとって大きな打撃。それだけではなく、様々な人に影響を与えています。結婚式シーズンの夏には、人気のポルヴォー大聖堂での挙式を何ヶ月も前から予約していたカップルが、200組以上。市民でなくても憧れの教会です。すでに招待状も送付済みのカップルも多く、ポルヴォー市外からも多くの人々が訪れる予定でした。もちろん教会側では、代案を考えてできるだけ予定通り挙式を行ってもらえるように図るつもりです。
大聖堂が見学できなくなったポルヴォー。でも、それ以外にも見所はあります。大聖堂の火事で気を落とす市民を元気づけるためにも、旅行の予定を変えずにぜひポルヴォーに訪れて下さい!
|
|
|