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今週のこぼれ話

リンナンマキ遊園地
世界一強い男
アイスホッケー、悔しい結果
フィンランドの歌謡曲イスケルマ
女性内閣誕生
アイスホッケーの世界選手権
マンミを食べよう!!
キミ・ライッコネン
叫ぶ男
アカデミー賞
フィンランド総選挙
007とフィンランドのお酒
氷の道
モイ!
ペンッカリ
フィンランド・メタル
日本でもアイスホッケー
ユッシ映画賞
北極圏ラリー



  5月号(月一回2週目更新)

■ ポッパナ織り

フィンランドの織物のひとつにポッパナ織りとよばれるものがあります。
ポッパナは、フィンランドで使われている綿のテープのこと。もともとは日本にある「裂き織り」のようなもので、200年ほど前から使われていたそうです。当時は、床に敷いた藁の上にポッパナの布を敷き、ベッドとして用いていたそうです。冬は寒さの厳しい国なので、ドアの前に掛ける布や、馬ぞりに乗る時のひざ掛けにも使われました。  その後、1960年代よりポッパナを現代に生かすリニューアルが研究され、現在ではインテリア用品、バック、洋服などさまざまな用途に用いられています。表面を毛羽立たせる仕上げをするとより風合いがよくなり、高級感のある手触りとなります。ポッパナで織った布は、しっかりと目がつまっているので、毛皮のコートよりもポッパナのコートの方が暖かいと言われています。    

フィンランドでは、家に織機のある家庭も珍しくはありません。お母さん、おばあさんの織ったマットやタピストリーが家の居間に置かれ、日常生活の中に手織りの作品がさりげなく使われています。街の手芸店やマーケット広場へ行くと、ウールや麻、マットを織るための大きな糸のかたまりなど、様々な種類の糸が売られているのを見かけます。カラフルに染め分けられたたくさんの糸を見ているだけで、次は何を作ろうか、誰に何を贈ろうかと思いをめぐらせるのが楽しくなります。

夏はほとんどの時間を外で日光を浴びるために過ごすフィンランドの人たちですが、暗く寒い冬になると家の中で、夏の景色や彩りを思い出すかのように、思い思いのデザインや色使いで自分だけのオリジナルな作品に挑戦です。 暗く寒いフィンランドの冬も、きらきらと輝く夏の光を待ちわびる大切な時間。フィンランドの長く厳しい冬があってこそ、素晴らしいフィンランドデザインが生まれるのかもしれません。デザインやクラフトを日常に取り入れて、豊かに生活するフィンランドの人たちの暮らしをちょっぴり真似してみたくなってきます。フィンランドへおいでの際には、手織りの織物や布製品、色とりどりのきれいな糸を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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