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フィンランドの学生は、馬鹿騒ぎが大好き。2月中旬の木曜日は、卒業を春に控えた高校3年生の出番です。この日がながーい学校生活で慣れてきた教室の机とイスに別れを告げる日、「Penkkari=ペンッカリ」となります。卒業は春なのに、なぜ2月に教室とお別れなのかというと、教室での授業がここまでで、後は高校卒業の印でもある「白い帽子」を5月末に授与するための卒業試験に備えるのです。
これから3〜4月にかけての試験までは、家や図書館で教科書とにらめっこになるので、高校生活最後のお馬鹿にはげむ日となります。
ペンッカリの日は朝からめいっぱいおかしなコスチュームを着て学校へ。高校3年生というと、フィンランドでは18-19歳。18歳以上で飲酒が認められるので、前日にはコスチュームを作りながら仲間ですでに酔っ払っているようなコたちも。学校では、
教室やホールで最後の日のイベントを行います。
とはいっても本当の卒業は5月末なので,
できるだけ楽しく、お馬鹿に盛り上がることに意味があるようです。そして、校庭に用意されたトラックに乗り込んで、学校からでると街の中でキャンディーを配り歩きます。2月の半ばというと、まだまだ寒い冬なのに、そんな寒さもすっかり忘れて馬鹿騒ぎ。さらに夜には、マジな勉強に入る前にクラスや友達で集まって飲み明かすようです。みんなが大騒ぎしている間、こっそり勉強しているコなんているのでしょうか?
ペンッカリの前後には、高校2年生が主役の日があります。先輩がいなくなって,学校で一番年上になる2年生たちは「オールド・デイ」を開催。こちらは、見た目がずっとまじめ。19世紀のオールド・スタイルのドレスを身にまとい、優雅にダンスを踊ります。男の子は燕尾服、女の子は、近所のおばさんに頼んだか、友達同士で作った貴族の雰囲気をかもし出すロングドレスで登場。学校で一番オールド、ということで大人の雰囲気で社交ダンスを踊ります。この日のために、ちゃんと社交ダンスのレッスンもして、恥をかかないように備えれば将来にも役に立ちます。
写真を見て馬鹿だったなあ、なんて思い出してみるのも楽しいこと。冬にフィンランドの街で怪しげなトラックに乗った若者をみつけたら、暖かい目で見守ってあげてください。
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