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島国の日本では「外国は遠い」という概念がどうしてもあります。ところが陸続きのヨーロッパだと車で簡単に隣の国までいけます。EU国内はパスポートコントロールがないめ、外国に行くのも非常に気軽になりました。ユーロ使用国では2002年1月1日から両替の必要もなくなり、さらにヨーロッパは「地続き」との印象は強くなるのではないでしょうか。
フィンランドの北西部はスウェーデンと接しています。スウェーデンとの国境はトルニオ川とムオニオ川。橋を渡れば、もう外国です。スウェーデンのほうが若干物価が安いようで、国境付近に住むフィンランド人が週末に「ちょっと買い物に」スウェーデンに車ででかけることも珍しくありません。気軽にいけるし、国境付近はフィンランド語もだいたい通じるけど,やはり外国。スウェーデンとフィンランドでは1時間の時差があります。フィンランドの方が1時間早いのです。
冬になるとラップランドの川は完全に凍ります。すると橋を渡らなくてもスウェーデンにいけます。川の上を歩いて国境越え、スノーモービルの乗って、犬ぞリに乗って外国に行くこともできるのです。こんな陸続きの国だからこそできるかわった年明けの過ごし方を紹介しましょう。
大晦日の夜、国境のムオニオ川岸にあるコテージに友達や親戚と集まり、サウナに入って去り行く年の話で盛り上がります。夜中が近くなると打ち上げ花火を準備し、12時になれば花火をあけて新しい年を祝います。お酒を飲みながら盛り上がってくると、凍った川の上を皆で渡り、向こう岸のスウェーデンに到着。
時差のあるスウェーデンでは、フィンランドより遅れること1時間で、新しい年を迎えるのです。そこで、2回目の「あけましておめでとうございます。」を祝うのです。
ラップランドでは、冬至からまだ1週間しかたっていないため、初日の出を1月1日に見られない地域もあります。でも、日本では絶対にできないこんなかわったお正月の迎え方もできるのです。2度祝う年明け、アルコールの量も2回分ですからつい多くなって、1月1日の午前中はぐっすり眠れることでしょう。でも、1月2日からフィンランドでは「平日」になるのです。
よいお年をお迎えください。
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