|
26.05.2004
初夏の陽気を歩く女性たち
|
夏が近くなるとフィンランドの各地でちょっと変わった女性だけのイベントが開催されます。今年で20年目となる「ナイステン・クンッピ」は、直訳すると「女性の10」。文字通り女性だけが参加できるイベントで、初夏の陽気が感じられる5月に街中を10キロみんなで走り、歩くのです。
フィンランドのスポーツ協会が主催するこのイベントは、参加料などの利益は子供と若者のスポーツ、運動事業に充てられます。何のためのイベントかというと参加する本人達はとにかく運動と環境を楽しむため。職場などでのグループ参加もできるため、この日のためにおそろいのユニフォームどころかコスチュームを作って、10キロを歩いたり、走ったりします。今年はヘルシンキでは5月23日にナイステン・クンッピは開催されました。
おそろいの コスチュームで楽しむ
|
ただ歩くだけのイベントではなく、スタート前後にはエアロビックス・プログラムやミニ・コンサートも行われます。
街中の女性が集まるので、かなり不思議な雰囲気です。ステージのお姉さんと一緒に準備体操をして、スタート。
ヘルシンキでは、フィンランド・ホールからスタートし、トーロ湾を北上してさらに郊外の森を通り抜けて、トーロ湾岸までまた戻ってくる10キロがコースです。途中には給水所があり、さらにちょっとしたコンサートで参加者を励ますポイントまでがあります。スポーツウーマンな参加者は、10キロを走り抜けます。ちょっとしたトレーニングがしたい場合はジョギングで。全く運動と考えずにウォーキングや散歩気分で10キロを楽しむのももちろんOK。いつもはバスや車で通っている道を自分の足で歩くと、違った風景がみえてくるし、実感として10キロの距離も体で感じることができます。
男性も最後に
|
車社会に慣れきった現代では、この10キロがなかなかできない体験です。
ゴールではやっと男性が登場。10キロを完歩、完走した女性にバラの花を一輪渡すのが男性の仕事。若者からおじ(い)さんまでの男性がゴールに並んでいる姿もまた一見の価値あり。たった10キロ、されど10キロを体験した後にもらう花も、疲れを癒すアイテム。さらにパンとスープが配られ、体をゆっくり休めます。このちょっとかわったイベントは、外国人でも参加可能。秋にはモスクワでも開催されるとか。フィンランドの10キロを感じに女性の方はぜひいらしてください!
申し込み、など詳しくはこちらのHPにて。
|
|
|