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4月号(月一
回2週目更新)
■ 女性内閣誕生
フィンランドの大統領は2000年から女性大統領のタルヤ・ハロネン。さらに今年はフィンランド初の女性首相が誕生しました。2003年3月の総選挙で勝った中央党の党首、アンネリ・ヤーッテーンマキ(48歳)が前首相の社会民主党のパーヴォ・リッポネンに後を受けて、首相に就任。フィンランドは、ヨーロッパで初めて女性の参政権を認めた国。国会議員の3分の一が女性で、女性の政治家や大臣も珍しくありません。それでも今回話題になったのは、18あるポストのうち厚生大臣、労働大臣など、半分の9つが女性が任命されたことです。
今回の内閣で話題を集めたのは、文化大臣に就任した元ミス・スオミ(フィンランド)のタニヤ・カルペラ。年末のアンケートでも、「2003年の顔」になるだろうと予想されていたカルペラは、選挙でも総得票数は堂々の3位。シングルマザーで二人の子供がいる32歳のタニヤの現在のボーイフレンドは元大蔵大臣のサウリ・ニーニスト。いつまでも「元ミス」の枕詞はついてまわりますが、それでも政治家としての実力もキャリアもつけているようです。
フサウリ・ニーニスト
フィンランドは政治家に女性が多いだけでなく、若い政治家が多いことも日本の政界とはまったく違った状況です。妊娠が理由で、実力がありながら大臣に就任できなかった女性議員もいるくらい。政治家の引き際も潔く、タルヤ・ハロネンに大統領選で負けたエスコ・アホは、大統領選後から政治活動と距離をおき始め、アメリカの大学で教壇にたつなどの活動を行い、まだまだ働き盛りの50歳代で20年も勤めた政界から今年引退しました。最近はカルペラの彼氏としてばかり話題になっているサウリ・ニーニスト
エスコ・アホ
や国民連合等の前党首のリーッタ・ウオスカイネンも3月の総選挙に立候補すらしませんでした。話題作りのためにマドンナ議員を担ぎ出したり、汚職が発覚してもなかなか辞職したがらなかったり、というどこかの国の政治家とはかなり様子が違うようです。
今回の内閣について、大統領タルヤ・ハロネンは「フィンランド人男性は、誇りを持つべき。そしてフィンランドにとってもいいPRです」と発言しました。女性の閣僚も世界では珍しくなくなってきますが、これだけ男女平等の内閣は世界で類をみないのではないでしょうか。
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