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音楽を通してフィンランドを知った人も多いのではないでしょうか。作曲家シベリウスやロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督エサ・ペッカ・サロネン、フィンランドのラジオ・シンフォニア・オーケストラの指揮者ユッカ・ペッカ・サラステといった世界的にも有名な音楽家を生んだのがフィンランド。さらに、フィンランド在住の日本人音楽家では、今年デビュー40周年を迎えたピアニスト、舘野泉氏やクフモ室内楽音楽祭を夫婦で主催するバイオリニストの新井淑子氏が有名です。
さて、そんな音楽大国のフィンランドから注目のピアニスト、オッリ・ムストネンが11月に来日公演をおこないます。1967年生まれのムストネンは、ピアノ演奏のみでなく、指揮、作曲でも音楽的な才能を発揮しています。7歳で本格的にピアノを学び始め、15歳ですでに、ヘルシンキのシベリウス・アカデミアで開催される国際ピアノ・コンテストで2位になり、21歳では、フィンランドのヴァーサ市で開催される音楽祭の芸術監督をつとめるなど、音楽家としての長いキャリアがあります。
今回の来日公演では、ソロ公演とオーケストラとの共演があり、東京だけでなく水戸、新潟、大阪名古屋でムストネンの生の演奏を体験できます。繊細、かつ斬新な演奏は、クラシック・ファンの間でも定評があります。鍵盤を叩く腕の上がり具合、このパフォーマンスや演奏後の顔を赤らめて観客に頭をさげる姿もファンを惹き付ける要因でしょう。
世界的に有名なムストネンは、フィンランドにいることの大切さを強調します。「湖畔のサウナに入り、裸で湖に飛び込むことは大切なことです。中央ヨーロッパでは、自然を窓の外にある美しいものと考えるようですが、フィンランドでは自分が自然の一部にいるのです。だから、外国に住んでいれば演奏旅行にも便利かもしれませんが、私はフィンランドに住んでいたいのです。」芸術家にインスピレーションを与える何かがフィンランドの自然にはあるようです。
オッリ・ムストネンの他にも、11月には日本フィルの客員指揮者としてオッコ・カム氏が来日します。公演については、フィンランド大使館のHP,またはチケット・ガイドまで。
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