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今週のこぼれ話

キミ・ライッコネン
叫ぶ男
アカデミー賞
フィンランド総選挙
007とフィンランドのお酒
氷の道
モイ!
ペンッカリ
フィンランド・メタル
日本でもアイスホッケー
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勝利が罰金?
ラップランドで初日の出?
冬にあがる花火
フィンランドのトントゥ
ピックヨウル



  4月号(月一回2週目更新)

■ マンミを食べよう!!

日本ではそろそろ柏餅の季節。フィンランドでは「マンミ」の季節。スーパーなどに並ぶ食品で季節を感じることができるのは、日本もフィンランドも同じこと。キリスト教では大事な祝日となる復活祭、イースターは今年は4月18日から。イースターといえば誰もがまず思い浮かべる食ベ物は卵。色とりどりにペイントした卵、そして卵型のチョコレートは子供たちの大好物。特にチョコレートは卵の中に小さなおもちゃが入っているので、スーパーでチョコレートの卵が欲しくて駄々をこねる子供達がみられるのがイースターの時期。 最近はどでかい卵も人気商品。

 フィンランドならではのイースターのデザートといえば「Mämmi=マンミ」。13世紀頃からイースターに食されていた黒くて甘い食べ物。見た目が強烈なデザートは日本のあんこと同じで、外国人は一目見てまず驚きます。 ライ麦とライ麦のモルトに黒いシロップなどの原料を混ぜてオーブンで焼き上げた後、冷蔵庫で冷やしてさらにクリームや砂糖をかけていただきます。見た目のすごさで外国人にはまず受け入れられない食べ物なので、週刊誌などが「街頭で外国人に食べてもらいました」特集をするのがイースター直前。お決まりどおり、まずは「食べ物なの?」。一口食べて、顔をしかめる人ももちろんいますが、味は食べられるね、というのが一般的な感想でしょうか。

 マンミを作るには手間がかかるため今では家庭で作ることはほとんどなく、イースターが近くなると箱におさまった黒い物体をどこでも買うことができます。もちろん家庭ではクリームと一緒に何箱も冷蔵庫にストック。 グッドフライデーから始まって月曜日まで続くイースターの期間中、毎食デザートにマンミが食卓に並び、 子供達もさすがに「またー!?」と愚痴をいうものの、お母さんの「イースターなんだから!」の一言で黙ります。さらに気づいたらおかわりまでしていた、なんてことも。なんだかんだ言っても、懐かしい季節の味なのでしょうか。

 他では絶対に食べられない季節限定の食べ物。イースター前にフィンランドにいる機会があればぜひスーパーでおもちゃ入りの卵だけではなく、黒い物体マンミを手にしてみてください。フィンランドならではのイースター体験ができるでしょう。

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