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| : Finland This Week
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14.09.2005
メイン会場となる映画館ビオ・レックスがあるメディア・センター
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フィンランド最大の映画祭「第18回ヘルシンキ国際映画祭」が9月15日から25日まで開催されます。毎年9月にヘルシンキ市内の映画館などで上映される映画は、世界各国からの新作や特集作品が目白押し。「ラブ&アナーキー」との副題通り、なかなかロードショウ公開されない地味な作品も多く、映画ファンはプログラムとにらめっこして、お目当ての作品を探します。
毎年注目を集める特集が「ニュー・アジア」。黒澤明や小津、歴史大作といった作品ではなく、現代のアジアを反映した作品が人気です。日本の作品では、昨年のカンヌ映画祭で主演男優賞をとった是枝裕和監督の「誰も知らない」や崔洋一監督、
「かもめ食堂」の撮影風景
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北野武主演の「血と骨」といった海外でも話題の作品、世界共通語となった「オタク」を象徴する日本のアニメーション映画など多数公開されます。宮崎駿監督の「ハウルの動く城」はフィンランド語の吹き替えも用意されました。士郎正宗原作のアニメーション映画「イノセンス」「アップルシード」や今敏監督の「千年女優」は世界のオタク・ファンをうならせる緻密な作画で人気です。日本でもヒットした中島哲也監督の「下妻物語」は英題「カミカゼ・ガールズ」となり、日本のアイドルが出演するJポップ・カルチャー映画と紹介されています。
過去のない男
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映画祭のゲストとして登場するのが荻上直子監督。上映されるのはデビュー作の「バーバー吉野」。フィンランドの映画批評家が「日本の伝統的な田舎にモダンな世界が迫る詩的な作品」と紹介する「バーバー吉野」は若手女流監督の作品として必見です。さらにヘルシンキ市民が期待するのは、荻上監督が現在製作中の最新作「かもめ食堂」です。日本映画なのに、全編ヘルシンキで撮影された「かもめ食堂」は、フィンランドの俳優マルック・ペルトラ(アキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」主演)も出演。群ようこ原作、小林聡美主演で、世界陸上後の晩夏にヘルシンキ市内で撮影された作品は、来年のベルリン国際映画祭出品を目指し、来春にも日本公開予定です。今年は世界陸上のマラソンで少しヘルシンキ市の映像が見られたけれど、やっぱりフィンランド映像を見る機会はあまりありません。実力派のキャストとスタッフが創り出すヘルシンキの映像が大スクリーンに映し出されるなんて今から楽しみです!
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