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フィンランドの面積は日本から九州をとったくらい、人口はたったの500万人強です。となると当然ながら、交通量も日本と比べてまったく違います。北のラップランドに行ってみれば、信号もない延々と続くまっすぐな道。渋滞なんて考えようがありません。ラップランドの路線バスの運転手は、前に車が7−8台走っていようものなら「今日は渋滞しているね。」なんていうくらいです。
さすがに首都圏、ヘルシンキ、エスポー、ヴァンターといった都市では朝晩の通勤で道がこむ
ことはあります。信号もあります。それでも、日本のあの交通量とは比べ物にならないくらいです。だから道が空いている、ということでついスピードを出してしまう、というのは人の常。誰もいないと思っていると、田舎では野生動物が道に飛び出してきて危険です。
もちろん、スピードの出しすぎは交通違反。パトカーも見張っています。スピード違反、さて罰金はいくらでしょう?フィンランドでは、なんと収入によって違うのです。IT産業で一もうけしたヤーッコ・リュツォラ氏。金持ちといえばスポーツ・カー。フェラーリを操るヤーッコさんは、昨年の夏、ヘルシンキ市街地で信号が変わった瞬間に、隣の車に負けまいと「F1スタート」。周りの車が驚いて急ブレーキをかけました。そこをパトカーが目撃、あっさり捕まってしまいました。
始めは800マルカ(1マルカ約18円)の罰金だったのが、ヤーッコ氏の昨年の収入を調査したところ2600万マルカにも上り、なんと罰金が10万310マルカまで引き上げられたのです。日本円にすると約180万円。ちょっと、F1ドライバー気取ったわけでこういう目にあってしまいました。
フィンランドでは、あまりパトカーを見かけません。とはいっても、スピード違反や駐車違反をすると、どこからか警察が出てきて切符を切られてしまいます。悪い事はできないものです。フィンランドで車を運転しようと思っている方、すいている道で「つい」ミカ・ハッキネンを気取ると、大変な目に合いますので、お気を付け下さい。
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