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■ ミュージック・ライブラリー
30.03.2005
 図書館は「本がたくさんあって、勉強するところ=まじめな人のいくところ」で、学生のときならしょうがなく通ったけれど、もう図書館とは縁がなくなっている方も少なくないのでは?フィンランドでは、図書館はもうちょっと身近に感じられるところかもしれません。例えば、大学では学術書は高価なものなので、講義の教科書は買うものではなくて借りるものとして、1クラスの学生数の本が図書館に確保されています。無料で使えるインターネット接続も可能なコンピュータもあるし、雑誌は揃っているし、図書館は情報社会の現代必要不可欠なものです。田舎に住んでいる子供達も小学校には月に数回必ず図書館バスが巡回していて子供のころから図書館に親しみます。

 ヘルシンキの駅前に、本や情報提供のみでない新しい図書館「キルヤスト(=Kirjasto図書館)10」が4月1日、中央駅前の中央郵便局の2階にオープン!「キルヤスト10」は音楽と情報技術が融合した最新の図書館です。自分のノート型パソコンを持ち込んで、図書館のワイヤレスのインターネット接続システムを使うことも可能。借りるものも受付のお姉さんにカードを出して、、、なんて面倒なことをしないで、受付横の機械を使って自分で借りて返却することもできます。本やCDなどのソフトだけえなくてウォークマンなどハードの機械さえも貸し出しされます。もちろん逆に自分で持ち込んだCDやカセットを図書館のハードを使って聴いても問題なし。図書館の役割が「本」だけでなく、「出会いの場所であったり、仕事や暇つぶしの場だったり、あるいは発表の場でもありえる新しい都会の生活がある」というのがキルヤスト10の館長の言葉です。

 新しい図書館が別名「音楽図書館」と呼ばれるのは、当然CDや楽譜、音楽に関する本や雑誌が多く揃っていることもあるのですが、それ以上に注目はスタジオやステージがあること。スタジオと図書館にある楽器をかりて自分のCDやミュージックビデオを作ることさえもできるのです。図書館の本で音楽を研究して、図書館の機材を使って自分のCDができれば、図書館内のスタジオでライブで発表、とすべてが一つの施設でできてしまうという便利さ。フィンランド最新の図書館は中央駅近く。レコーディングはできなくても、その新しさをのぞきにでかけてみてはいかが?

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