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■ 大臣の結婚 
06.04.2005
 日本では大臣の結婚が週刊誌を騒がせることは多分ないでしょう。さすがに最近は若い政治家も増えて、セレブとの結婚が話題になることもありますが、大臣にまでなるのはかなり経験を積んでからなので、歳もかなりお召しになって、結婚がどうのこうの、なんてことはないでしょう。

元ミスの大臣
 一方フィンランドでは若い政治家が多く、30歳台で大臣を経験するのは珍しくありません。もちろん女性の政治家も普通のことで、現在の大臣は18のポストのうち8つを女性大臣が占めています。その中でもとくに文化担当大臣のタニヤ・カルペラは元ミスという異色の出身ということから、週刊誌にもたびたび名前があがります。カルペラは1970年生まれの2人の子持ちで現在34歳。その元ミスのカルペラよりもさらに若い大臣が、32歳のパウラ・レヘトマキで貿易、協力開発大臣。昨年秋には大統領のタルヤ・ハロネンと来日もはたしました。パウラ・レヘトマキが国会議員になったのは20代で、初当選からわずか4年で大臣に抜擢されました。

最年少の大臣
 そんな若手政治家のパウラ・レヘトマキが3月末にタブロイド誌の話題になりました。世間がイースター休暇の中、地元のクフモで突然結婚式を挙げたのです。それまで仕事仲間はそろって彼女がシングルで、ボーイフレンドもいないだろう、と思い込んでいたので、周囲にとってはそれこそまさに電撃結婚。独立記念日に行われる大統領官邸でのパーティには、パートナー同伴で参加するのが通常なのが、彼女はいつも一人で出席、仕事でもボーイフレンドの話題をもらしたことさえもなかったようです。お相手のユリ氏のファースト・ネームは公開されましたが、それ以外は学生のときからのお付き合いらしい、との情報のみでプライベートをしっかり守るレヘトマキの人間性も見え隠れしています。

 シングルだと思われていたインタビューでは、大臣だから彼氏がいないのか、という質問には「大臣も普通の生活を送ることができる。」子供の可能性は、「内閣が2007年まで続いたとして、そのときにはまだ34歳だから任期が終わってからも充分子供は大丈夫。」ともしっかり答えています。女性はキャリアか結婚か、そういった二者択一でないのがフィンランドの社会なのです。

フィンランドの大臣たち(英語)

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