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7月号(月一
回2週目更新)
■ 王室
フィンランドは共和国なので王様はいません。フィンランドの叙事詩「カレヴァラ」は、フィンランド独特の世界観を現す物語で、カレヴァラの中にも王様や貴族は登場しません。
スウェーデンやロシア統治の時代にもフィンランドには自治権がありました。「王様」はいませんが、やはりキングやクイーンといった響きにはどこか憧れがあるのでしょう。毎年7月半ばに行われるタンゴ・フェスティバルは、タンゴ歌手のキングとクイーンを決める一大イベント。予選から決勝まで事細かに報道されます。(詳しくは
こちらから
。今年も7月12日に決勝が争われテレビの生中継で王家決定が流れました。年々激しさを増すフェスティバルは、歌の実力を争う大会なのに「ミス・スオミ」並みの容姿も必要といわれるようになりました。
さて、お隣のスウェーデンには本物の王様がいます。日本ではほとんど情報がありませんが、庶民的な王家として世界では知られています。日本で天皇家のちょっとしたニュースが芸能情報をにぎわすように、本国スウェーデンに負けじとフィンランドでも王室のゴシップなどが報道されます。 現在の国王カールレ16世とシルヴィア王妃よりも人気があるのが、スウェーデンの時期国王となるプリンセス・ヴィクトリア。ヴィクトリアには2歳年下の弟カール・フィリップと5歳年下の妹マデレーンの弟妹がいます。
スウェーデンでは男と限らず大一子が後継ぎとなるので、時期国王ヴィクトリアの一挙一動が報道されます。もちろんそれはフィンランドでも。7月14日に26歳になったばかりのヴィクトリア。誕生パーティでは噂の一般人のボーイフレンドがくるかどうかが注目の的でした。昼間のパブリックなパーティには姿を見せませんでしたが、夜のプライベート・パーティには現れたとか。妹マデリーンは美人で弟よりも注目の的。年頃になったマデリーンのボーイフレンドもスウェーデン,フィンランド両国で気になるところです。
数年前のヘルシンキ市の生誕450周年記念でフィンランドにヴィクトリアが訪問したときは市庁舎前にヘリコプターが登場するほど大混雑。8月にはヴィクトリアがフィンランドへ3日間の公式訪問が予定されていますが、このときも大フィーバーとなることでしょう。
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