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■ 新しいバス・ターミナル
13.07.2005
カンッピのショッピングフロア
 フィンランド国内は夏になるとあちこち工事が目立ちます。冬の間にできない屋外での仕事をしたり、冬の間スパイク・タイヤでいたんだ道路を補修したり、フィンランドの季節は「冬と道路工事の2つの季節のみ」なんて言う人もいるくらい。(実際にはフィンランドは四季がある国です。)

 首都ヘルシンキで今一番目立っている工事は中央駅西のバス・ターミナル。これまで屋外にあったバス・ターミナルにビルを建てて、ショッピング・センター、オフィス、住宅、バス・ターミナルが入った複合施設「カンッピ・センター」として、来年3月にグランド・オープンの予定です。この夏には、バス・ターミナルとショップの一部がすでにオープンしています。

バス・ターミナル
 現在のカンッピ・センターがある場所は、1935年からバス・ターミナルとして機能しています。戦争で開催されなかった幻の1940年ヘルシンキ・オリンピックのために、このバス・ターミナルの周囲には様々な建造物が建てられ、今でもその姿を残すものも多くあります。メディア・センターとなっている「ラシパラッツィ」は、1936年に観戦者のためのレストランと映画館施設として作られ、1998年に、昔の姿を残しながらも改修して再オープンしました。カンッピの北にあるシネコンや美術館があるカルチャー・センター「テニスパラッツィ」は1937年に、観戦にきたバスの駐車場を確保するために建てられ、駐車場の上の階にはテニス・コートが作られたことから奇妙な名前がつけられた建物です。オリンピックが中止になり、マーケット・ホールと機能していたり建物を壊す計画があったりしたものの、ラシパラッツィと同様1999年には改装されて、最新のシネコンとして生まれ変わりました。

昔々のカンッピ
 カンッピ・センターの建築は、2002年に始まり4年間のプロジェクトとして来年に完成する予定です。工事期間中は、バスの発着所が変わって右往左往する人も目立ちましたが、バスターミナルは一足先にオープン。この後、上の階にはビジネス・フロアや住宅もできて、首都ヘルシンキの新たなビジネス・センターとなる予定です。完成間近のヘルシンキの最新スポット、カンッピ・センターを一足先にのぞいてみてはいかがですか?

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