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光り輝くオスカー像
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年度末になると、映画賞が各国で発表されます。カンヌやベルリンなどで有名な「映画祭」では新作映画がコンペティション形式で映画祭期間中に上映されて受賞作品が決まります。一方「映画賞」の場合は前年に公開された映画がノミネートされ、映画協会員などの投票によってその年のベスト映画を選ぶというもの。アメリカのアカデミー賞が世界的に有名ですが、各国に自国の「アカデミー賞」にあたる表彰式があり、日本では「日本アカデミー賞」が3月に発表されます。
さて、フィンランドの映画賞というと「JUSSI=ユッシ」。毎年1月末か2月に授賞式が行われる、半世紀以上も続いているフィンランド映画界でも歴史のある映画賞です。
白いユッシ像
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ユッシは授賞式で受賞者に渡される像の名前。
アメリカのアカデミー賞での金ぴかでいかにも豪華なオスカー像は有名ですが、腕を組んで帽子をかぶった田舎のおじさん風の白いユッシ像(デザイン、ベン・レンヴァル)は、なんとなーく笑いを誘います。授賞式では前年に公開されたフィンランド映画の中から作品賞、監督賞などが選ばれます。人口の少ないフィンランドでは制作される映画の数は年間10本前後。各賞のノミネートもアカデミー賞などでは通常5作品、(5人)ですが、候補は3−4と少なめ。
新作「過去のない男」
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2003年は、1月19日に13のユッシ像の行方が決まりました。今回の注目作品はもちろんカンヌ映画祭でグランプリを受賞したアキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」。期待通りに作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、撮影賞、主演女優賞の6部門を獲得しました。監督は冬の間ポルトガルに居を構えていることと、賞の行方はあまり気にしていない、ということから授賞式は欠席。かわりにプロデューサーのメルッツォラ氏がユッシを受け取りに何度も舞台にあがりました。カンヌに続き国内でも主演女優賞を獲得したカティ・オウティネンは、プロモーションのために来日中で欠席。
フィンランドの首相パーヴォ・リッポネンは一般投票で選ばれた観客賞のプレゼンターとして登場し、映画好きをアピールしました。ちなみに観客賞は圧倒的に若者の支持を得た「モンバサ、片道切符」。会場はフィンランド・セレブりティーが一挙に集まる華やかな授賞式となりました。
「過去のない男」の日本公開は3月を予定しています。詳しくはwww.eurospace.co.jp/kako
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