フィンランド人の心、ユイセ(ジュース)・レスキネン Juice Leskinen
06.12.2006
ユイセ・レスキネン
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北欧音楽は、爆発的な人気にはならないけれど、通好みな音楽としてヨーロッパや日本でも受け入れられるようになって来ました。クラシックの世界では、世界的にも著名な指揮者やソリストもいます。春のユーロビジョン・コンテスト で優勝した「ロルディ」に代表されるハードロック系も、今後世界進出ができそうなバンドがフィンランドにはたくさんいます。北欧ジャズの「ファイブコーナーズ・クインテット」、フォーク・ミュージックでは「ヴァルッティナ」が有名です。
海外では全く知られていなくても、フィンランド国内では絶大な人気を誇るアーティスト、ユイセ(ジュース)・レスキネンが11月24日に56歳の若さでなくなりました。死後すぐに追悼番組が放送され、ユイセの歌を口ずさみユイセの死を悲しむフィンランド人が続出。ミュージシャンとして30年以上のキャリアでは20枚以上のアルバムを発表、他のアーティストにも楽曲を多数提供、さらには詩人、作家、ジャーナリストとしても活躍しました。
ユイセ広場には、
ファンがキャンドルを
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ユイセ・レスキネンはもともと英語翻訳家になるための勉強をしながらも、校長と喧嘩をしたため卒業テストのみを受けずに中退、後にミュージシャンとなった変わり者。イギリスのミュージカル「スウィーニー・トッド」を国立オペラで上演する際には、フィンランド語訳を担当したくらいに語学に堪能なのに、海外進出のために英語の楽曲だけのアルバムをつくろうという気は起こさず、フィンランド人の心に響く曲と歌詞を作り続けました。フィンランド語ならではのリズムで韻を踏み、ユーモアを交えた言葉遊びは、流行歌としてだけではなく「芸術」としてとらえられました。レスキネンは、作曲家、作詞家として、さらに作家としても様々な賞を受賞しています。
ロルディや元F1の世界チャンピオン、ミカ・ハッキネン を始めとしてフィンランドの英雄は、故郷に名前が付いた「広場」が作られます。レスキネンも例外ではなく、東フィンランドのユアンコスキに「ユイセ広場」が80年代に作られ、レスキネンの顔をかたどった像が置かれています。ユイセの曲を聴いても、フィンランド語を理解することは難しいでしょう。でも、何か感じることができればフィンランド人に近づけるかも。ぜひフィンランドで、CDを購入してみてはいかがでしょう?
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