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■ 新鮮な夏至の食卓
22.06.2005
夏至のボーンファイヤー
 フィンランドでは、6月に入ってすっかり夏らしくなりました。連日20度を越える上に日が長く、ラップランドでは一日中太陽が沈まないほど。南に位置する首都ヘルシンキでさえも、日没の時間が夜10時前なので、時間を忘れて遊ぶことができます。この長い日を祝う「夏至」はフィンランドでは大切な祝日で、暦の上では6月21日ですが、週末を絡めてフィンランドでは今年24−25日が夏至祭として祝われます。

ちょっと豪華な夏至パーティ
 お祝い事があると様々な特別な料理が作られるのは、日本もフィンランドも同じ。特にクリスマスではこった料理がたくさん作られます。一方で夏至の代表的な料理は?と聞かれるとちょっと困ってしまうのが事実。まず浮かぶのが新じゃがとニシン、そしてソーセージとビール。夏至は湖畔のコテージで自然の中で過ごすのが基本。電気も水道も通っていないことも珍しくないので、グリルだけで簡単に作れる料理が好まれます。夏至のころに新じゃがが収穫できるようになるのを始めとして、トマトやさやえんどう、きゅうり、ベリーなどなど新鮮な野菜や果物がマーケットに並び始めるのが夏。だからこそ、その新鮮な素材を生かしたシンプルなものが好まれます。クリスマスのテーブルに並ぶ手の込んだ料理は保存食もかねているので、夏の料理とはそもそものコンセプトが違います。

マッカラ(ソーセージ)
はみんな大好き
 まだ小さなじゃがいもを皮つきのままふかして、マスタード和えのニシンを添える。あとは、マーケットに並んだ新鮮な夏野菜でサラダ、デザートには庭のルバーヴからつくったゼリーかクレープ。さらにたくさんのアルコールを用意すれば、夏至のホームパーティは万全。サウナからあがってビール片手にソーセージをグリルで焼いて、野外の食卓で夏の明るい夜を楽しみます。長い冬の後に、いつまでも沈まない太陽の恩恵をめいっぱいに受けるのが夏至。寸暇を惜しんで外で過ごしたいから、台所にこもって料理をするのはもったいない。夏のさわやかな雰囲気さえもおかずにしていただく、シンプルな夏至の食事は何にも変えがたいものです。新鮮な食材が食べられるフィンランドの夏に出かけてみてはいかがですか?

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