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フィンランドがサンタの故郷ということは皆さんもご存知。サンタクロースはフィンランド語で「ヨウルプッキ」。ヨウル=クリスマス、プッキ=やぎ(ひげのおじさん)という意味。ロシア国境に近い耳の形をした「コルヴァトゥントゥリ(耳の山)」に住んでいて、クリスマス・イヴには世界中の子供たちにプレゼントを届けます。忙しいサンタさんが家に来てくれることは、フィンランドの子供たちもすごく楽しみ。クリスマス・イブの夜はみんなうきうきしています。
さて、フィンランドではどうやって子供たちの家にサンタがくるのでしょうか。こっそり皆さんにお知らせします。フィンランドではサンタさんは煙突から家には入りません。煙突から入ると部屋を暖めているときにサンタさんが焼けてしまいます。
夜中でなく、みんなが起きている時間に玄関からプレゼントを持って家にくるのです。クリスマス・イブの夜は身を清めるため、家族でサウナに入ります。
サウナの中で子供たちはそわそわ。「サウナに入っているときにサンタが来てしまうと困るから。」サウナから出てきたら、クリスマス・ツリーの下にプレゼントが!!忙しいサンタさんはサウナから子供たちがでてくるのは待ってくれなくて、ちょっとがっかり、という経験があるのです。
サウナから出て待っているのになかなかサンタさんがこないときには、心配したお父さんが外に様子を見に行きます。しばらくすると、ノックの音。「サンタさんだ!!」たくさんのプレゼントを持ってきてニコニコ笑っているのですが、このサンタさんは無口。サンタさんが帰って子供たちが夢中でプレゼントの包みを開けていると、「サンタさん来た?」とお父さんが帰ってきます。お母さんは「行き違いになっちゃったのね。」なんて笑っています。
今年はあまり待たなくてもサンタさんは早めに登場して、みんなにプレゼントを配ってくれました。サンタさんとお別れしてからしばらくすると、またノックの音。一人で暮らしている親戚のおじさんが遊びにきてくれました。子供たちは「もう少し早くくればおじちゃんもサンタさんに会えたのに。」とがっかりそうにいいますが、おじさんの目は笑っていました。
子供の数だけサンタの登場の仕方はあります。どの子供もクリスマスは楽しみなのです。
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