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12月6日はフィンランドの独立記念日です。1917年にロシアから独立したフィンランドは2001年には85歳になります。スウェーデンやロシアといった大国に支配されてきましたが、フィンランドはロシア革命時に独立宣言をしました。独立にいたるまでには、シベリウスといった芸術家が「フィンランディア」などの作品でフィンランド人の独立意識を高めたのです。
独立記念日は祝日です。クリスマス前の休みになるので、家族みんなでクリスマスのジンジャー・クッキーを作ったりして、少しずつクリスマスの準備を始めるのもこのころです。
この日のメイン・イベントは夕方にヘルシンキの大統領官邸で行われる独立記念日のパーティー。その年に活躍した人が一同に招待されます。例えば、オリンピックのメダリスト、その年売れたミュージシャン、政治家、ミス・フィンランドなどなど。11月末に招待者が週刊誌などで騒がれるのは、日本の紅白出場者騒ぎと似ています。
最近は辞退する人がでるのも紅白に似ています。F1のハッキネンが同日のイギリスでの表彰式参加のために欠席したことで話題になった年も。今年の夏に売れに売れてプラチナ・デスクを獲得したポップ歌手のアンッシ・ケラは招待は受けましたが、旅行の予定があることでパーティには欠席。何年も出席してきた96歳の将軍は今年は健康状態から欠席を表明、といった具合です。
パーティはテレビで生中継されます。スタートは出席者が順番に官邸に入り、大統領と一人一人握手。家族そろってこの模様を見るのが恒例。男性はたいていタキシードですが、女性はドレスなのでファッション・チェックも見ものです。テレビの解説では、ピーコほど辛口ではなくても、「あの女のドレスは下品。」「彼女は何を着てもゴージャス。」といったコメントが飛び出てきます。パーティ・フードにダンスとフィンランドらしからぬ豪華さのパーティを見るのは、年に1度の楽しみです。翌週の週刊誌にはパーティ特集でベスト・ドレス、ワースト・ドレスが発表され、パーティの見所が写真満載。この特集が終わると1年の終わりが近づいていることを実感するのです。
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