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■ 冬にあがる花火

冬空に上がる花火
日本で「花火」と聞けば、夏の風物日。そんな常識もところ変わればまったく通じません。フィンランドでは「花火」と聞けば、絶対に冬!夏には白夜で明るすぎるため、夜に花火をあげても見えないのです。今がまさに花火の売り時。新年のお祝いに花火をあげるのがフィンランドでは恒例なので、スーパーでは花火がずらりと並び、新聞広告でも「スーパーロケット花火!!」といったような文字が躍っています。子供達が店に行くたびに親に花火をねだる光景もみられます。

 花火大会、といえば日本では昼から良い場所を陣取って、暗くなってから花火が始まると1時間ばかりゆっくりと空を見上げてため息を漏らすのが普通ですが、フィンランドの花火はあっという間に終わります。なぜなら真冬の北欧は寒いから。氷点下の屋外で1時間も耐えられますか?
年明けの乾杯!

 寒くても年越しのイベントは各市町村のマーケット広場でちゃんと行われます。とはいってもたった15分くらいのセレモニー。音楽の演奏と市長の挨拶、それも全てが数分で終わるようなプログラム設定。12時に年が変わったところで、打ち上げ花火が上がります。花火を鑑賞する、というよりはお祭り騒ぎで大きな音を楽しむ、という感じの方が大きいでしょうか。これも数分、花火が終わればあっさりみんな家に帰ります。そして、スーパーで買っておいて自分であげるのを楽しみにしていた花火を家の周りで打ち上げるのです。

冬の大聖堂広場
 フィンランドのクリスマス・シーズンは1月6日まで。クリスマス・ツリーも公現祭の6日まで飾ったままなので、お正月とはいってもなんとなーくクリスマス雰囲気が残っています。家に帰れば、まだクリスマス料理のハムが残っていたりして。1月2日からはもう平日、ということからも日本の正月とはまったく違った印象です。外でのイベントが一段落すると家族は家に帰りますが、若者は新年を祝うためにバーにくり出します。クリスマスが神聖な休日なので,どこもお休みなのにたいして年越しでは、1月1日の朝4時まであいているバーがほとんど。年越しをフィンランドで過ごす方は、ぜひ広場の花火を鑑賞してから、バーで地元の人たちと大騒ぎしてみませんか?

よいお年をお迎えください!! Onnellista Uutta Vuotta!!

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