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北国ならではの休暇がフィンランドにはあります。2月の半ばから始まる「Hiihtoloma」、スキー休暇です。フィンランドでのスキーのシーズンはこの時期から。もちろん12月にはすでに雪も積もっていて、スキーをすることは問題ありませんが、やはり日照時間が短いと思う存分滑れないのが、マイナスのようです。ところが2月にはいると目に見えて日が長くなってきます。そうなると一日中外で楽しめるし、雪の状態も安定してくるため、絶好のシーズンになるのです。
スキー休暇は1週間の休みですが、地域によって始まる時期が異なります。2月半ばから3月の始めまでにかけて、地域ごとに休みが1週間ずつずれるのです。このことで、ホテル事情や交通事情にも利点があります。みんなが一斉に休みを取れば、どこにいっても人だらけ。ところが時期がずれるだけで、人ごみを少しでも緩和できますし、リゾート地のホテルなども数週間に渡ってたくさんのお客様を見込めるわけですから、ありがたい限りです。もちろん夏至やクリスマスなど、暦や宗教に関わる祝日を動かすことはできませんが、こういったところでみんなが都合よくなるような工夫がされているのです。(10月の秋休みも地域別になっています。)
「スキー休暇」の名の通り、近所のスキー場で思いっきり楽しむ子もいれば、家族や仲のいいグループで、そろってラップランドまでスキーに行くこともあります。最近では、休みを利用して南の島にリゾートに行く人も増えてはいるようですが、やはりスキーが国民的スポーツでもあるフィンランドではクロスカントリーが人気。森の中のコテージでスキーを楽しんだ後に、サウナでゆっくり体を休める、そして空にはオーロラが、なんてことも。南フィンランド出身の人は、スキー休暇で訪れたラップランドで初めてオーロラを見た、なんてことも珍しくありません。
この時期ラップランドに出かける方、昼間から子供たちが遊んでいるのを見かけるのは、決して学校をサボっているわけではなく、スキー休暇を楽しんでいるのです。クロスカントリー・スキーをはいて雪の森の中に入っていけば、また違った森の国を体験できるはずです。雪に太陽の光が反射する、そんな美しい風景の中で汗をかきにフィンランドにでかけてみませんか?
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