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■ ヘルシンキの日
09.06.2004
市長さんも祝うヘルシンキの日 
 ヘルシンキ市の誕生日は6月12日。スウェーデン統治時代の1550年がヘルシンキ誕生の年です。当時フィンランドの首都はスウェーデンに近い南西部のトゥルクで、「強力な商業都市をフィンランド湾に建設したい」というグスタフ・ヴァ−サ王の命により、ヴァンター川河口にヘルシンキ市が作られました。ところが、湾の奥まった場所では大きな港を作ることが困難なので、1640年に現在ヘルシンキ市中心地がある、当時ヴィロンニエミ(=エストニア岬)とよばれたより広い場所にヘルシンキ市が移り、さらにロシア統治となった1800年代にフィンランドの首都となりました。

怪しげなサンバ
 ヘルシンキ市生誕の地は、現在の市街地よりも少し北で現在は陶器のアラビア・ファクトリーがあるあたりです。ここは新旧の文化が混ざり合う興味深い場所。例えば、1550年代から1990年代初めまで実際に動いていた水力発電所は発電所博物館、グスタフ・ヴァ−サが建てたマナーハウスがテクノロジー博物館となり、歴史と技術を感じられる場所となっています。また、芸術系、技術系の学校が数多くあり、煉瓦の古い建物を若者が歩き回ります。さらに2000年からはこの地域の再開発が進み、新しいショッピングセンターや住宅地ができています。

 さて、ヘルシンキの誕生日、6月12日は毎年盛大に祝われ、一日中街のどこかでイベントが開催されます。買い物通りのエスプラナーディの野外ステージでのミニ・ライブからカイヴォプイスト公園での無料野外コンサート、さらにフィンランド版サンバ・カーニバルも今年はこの日。市立博物館が一部無料で開放され、またヒップ・ホップのイベントや子供のためのイベント、教会コンサート、手工芸マーケットなどなどが開催され、ヘルシンキ市民だけでなくヘルシンキ市にいる全ての人が楽しめる盛りだくさんの日です。カイヴォプイストの野外コンサートには、数年前は世界的に有名な歌姫シャキーラやリッキー・マーティンが突然登場したこともあるくらいで、かなり本格的です。
エスプラナーディ通りのステージ
 フィンランドの夏休みは6月から。夏至も近いヘルシンキ市誕生日は、夜まで明るくて、楽しい夏の日になるはずです。白夜の太陽の光をしっかりと浴びて、フィンランドの夏を思いっきりヘルシンキで楽しんでみてはいかがですか?

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