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■ 大統領の休暇
07.01.2004
フィンランドで11月末から続いたクリスマスのうきうきした気分も、年明けの1月6日で終わりました。「ロッピアイネン」とよばれる6日の祝日は、クリスマスよりも古い宗教的な祝日であったのですが、今ではクリスマス・ツリーを処分する日、つまりクリスマス・シーズンの終わりというような意味が強いようです。クリスマスからロッピアイネンの間にある正月は結構あっさりしたもの。元旦の1月1日はさすがに祝日ですが、1月2日からは平日となります。とはいっても、最近では週末や6日の「ロッピアイネン」を理由に1月に入ってからもゆっくりする人も少なくないようで、クリスマス休暇後に、通常の生活リズムに戻すのに苦労する人が多い、というのは日本と同じこと。
さて、フィンランドの大統領、タルヤ・ハロネンも1月に休むパターンのようです。福祉が充実したフィンランドでは、大統領といっても長期休みをとるのはあたりまえ。夏にはフィンランドのアーキペラゴ地域、太陽の輝く町として知られるナーンタリにある別荘「クルタランタ」でフィンランドの大統領は過ごすことになっています。一方冬休みには、ハロネン大統領は海外にでかけるのが恒例のようです。今年は、年明けのロッピアイネンから10日間の休みをとって夫のペンッティ・アラヤルヴィ教授とタイに旅発ちました。本当の休暇なため、公式に政治家と会う予定もないとのこと。大統領になってからの冬休みは、2002年に家族でベトナムへ、昨年は夫婦でポーランドとドイツを訪れたそうで実はアジア好き?日本にも来ることがあるのでしょうか。
タルヤ・ハロネン大統領は、昨年のクリスマス・イブの12月24日で60歳となりました。誕生日が特別な日のため、パーティは早めの12月21日にヘルシンキ市立劇場でちょっとしたコンサートを招待客向けに開きました。パーティではマリリン・モンローの仮装をした男優に「ハッピー・バースデー」の歌とキスをもらったとか。60歳の節目に花やプレゼントを贈る習慣がありますが、そのかわりに銀行でメッセージと寄付を受け付け、メッセージは大統領本人へ、集まったお金は文化事業、人権団体、福祉団体などに寄付されました。クリスマス・イブにも仕事があり、元旦にはスピーチを行った大統領なので、今はみんなよりもちょっと遅い休暇を楽しんでいるようです。
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