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■ 王者の復活
25.05.2005
DTM で優勝した王者
ミカ・ハッキネン
 フィンランドはモータースポーツ大国。小国でありながらラリーやフォーミュラのレースで、多くのチャンピオンが生まれています。ただ、ラリーはトンミ・マキネンの引退の後、M.グロンホルムというチャンピオンが生まれたものの、圧倒的な強さはなく、ここ2年とタイトルを逃しました。F1では元チャンピオンのミカ・ハッキネンの後、唯一のフィンランド人F1ドライバーとしてキミ・ライッコネンがトップ・チーム、マクラーレンで走るものの、チームの不振もあり思うような結果が出せていない、というのが事実。

 フィンランドのモータースポーツにちょっとかげりが見えてきたように思えている中、ミカ・ハッキネンがついに現役復活を果たしました。ハッキネンは、まだまだ実力のある2001年に突然休養宣言をして、
キミ・ライッコネン
の時代はもうすぐ!
レースの世界からは遠ざかっていました。 引退ではなく休養で、F1最後のレース2001年鈴鹿GP以降は、国内で行われるラリー大会にスポット参戦をしては注目を集め、現役復帰の噂は途絶えなかったもののその都度否定し、家族仲むつまじい姿がタブロイド紙をにぎわせる日々。 ところが今シーズンはF1ではなく、DTM(ドイツ・ツーリング・カー)選手権にメルセデスから参戦することを表明しました。同時期に「王者の復活」というタイトルの半生記を出版。プロフェッショナルなドライバーとしてではなく、人間ミカ・ハッキネンをつづった内容で、休養や復活について、家族やプロとしての意識の間で悩むミカの姿がかかれています。

ラリーはグロンホルムより若手の
選手も台頭してきています。
 復活したミカは、今月行われた第3戦でDTM初勝利をあげました。レースの数日前には二人目の子供となるアイナ・ユリアが誕生。ミカは出産に立ち会い、ぎりぎりまで病院で過ごしてからレースに挑みました。この勝利は、まさに王者の復活です。翌週はF1のキミ・ライッコネンが伝統のモナコGPで優勝で2連勝。チームも上昇気流にのりました。ラリーではグロンホルムより若い選手が台頭してきて、レースを盛り上げます。モーター大国フィンランドの復活ももうすぐです!

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