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フィンランド人はフェスティバルや大会が好きな民族なのでしょうか。奥さんを担いで障害物競走「奥様運び大会」や「サウナ我慢大会」などバカバカしい大会が毎年開かれています。夏に多いかわった大会ですが,秋の季節感たっぷりなのが「ベリー摘み世界大会」です。
2002年で5回を迎えるこの大会はフィンランド東部のスオムッサルミで9月7日に開催されます。スオムッサルミは東部をロシアと国境を接し、国境付近は深い森があり、世界大戦時は実際にソ連軍との戦場となった場所です。フィンランドの東部には国の動物でもある熊がたくさんいることでも有名。この辺りでは,野生の熊をみるワイルド・ツアーなども行われています。実際には、「森のくまさん」でも歌いたくなるようなのどかな森で、チームで競うベリー摘み大会が行われます。
9月の取れるベリーはリンゴンベリー(こけもも)。赤くて少し苦味のあるベリーで、田舎に住むフィンランド人は冬の間のビタミン補給のために、秋のうちに大量につんで、ジュースやジャムを作って保存しておきます。生活に密着したベリーを摘む競争ですから、地元の人たちにはお手の物。秋に森に入って,数時間でバケツ数杯分のベリーを集めてしまうのも珍しくないのですから。大会では、子供部門と、大人の量を競う部門、質を競う部門の3部門。いずれも4人一組のチームとなって森に入ります。町のマーケット広場から森に移り、1時間以内でどれだけリンゴンベリーを集められるか、を競う単純な大会です。意外にチームで作戦を練ると結果もでるよう。
ただ黙々とベリーを摘むだけではつまらない。もちろんフェスティバルの要素も充分あります。マーケット広場での市やダンス大会、「ベリー・ドレスコンテスト」や「ベリーに捧げる詩コンテスト」までベリーづくしのイベントです。さらに今年の目玉はベリー摘みマシン・コンテスト。当然ながら(?)ベリー摘みは全て手作業。腰に負担のかかるベリー摘みを最新の技術で楽チンにできるのか?アイデアの応募は8月にすでに締め切られ、大会当日に結果が発表される予定です。でも、マシンが発明されれば,もう手作業のコンテストは行われない?でも自然溢れるこの町を訪れれば、機械化なんてことは考えられないかもしれません。
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