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■ F1のフライング・フィンたち
15.03.2006
バーレンGPの上位3人
   今年のF1 は、何かが違う!?ドライバーも監督もすべて日本人の「チーム・アグリ」が誕生したことは今年のF1の話題の一つ。そして、昨シーズンからつづいて「ホンダ」と「トヨタ」が表彰台を確実に狙える位置にいることも日本人にとっては大いに気になること。

 一方フィンランド人は?フィンランドには残念ながら独自の自動車メーカーもなく、フィンランド・チームもありません。そして今年の出走ドライバー・リストをみてみると、フィンランド人はキミ・ライッコネンのみというのは昨年と同じこと。とはいってもキミ・ライッコネンは昨年シリーズ・チャンピオンを惜しいところで逃しており、今年こそはとクールに燃えています。先日の開幕戦バーレンGPでは、予選でのマシン・トラブルから決勝は最後尾スタート。ところが、終わってみれば3位表彰台!レースでみどころをつくり、今シーズンも大期待の走りをみせました。

ヘイッキ・コヴァライネンがレースに出るのは?
 実はさらにもう二人、F1ドライバーの中には期待のフライング・フィンがいるのです。そのうちの一人ヘイッキ・コヴァライネンは昨年の総合チャンピオン・チーム「ルノー」のサード・ドライバー。出走できるのは1チーム2人までなので表舞台に立つことはありませんが、テストで充分にチームへの貢献を果たしています。もしも2人のドライバーに何かがあったときには代理で突然出場することもあるかも!?    もう一人のフライング・フィンは名門チーム「ウィリアムズ」のルーキー、ニコ・ロズベルグ。バーレーンGPでは初めてのF1レースながらもいきなり入賞してポイントを獲得した上、レースの最速ラップ・ライムまでたたき出しました。
今年注目のルーキー、ニコ
スタート直後の接触さえなければ表彰台も十分に狙えた速さのルーキーに世界は注目です。オフィシャルな結果をみるとニコ・ロズベルグはドイツ人。でもニコの父は、フィンランド人初のF1チャンピオンであるケケ・ロズベルグ。 母親がドイツ人で、モナコで育ち、ドイツのレースに参戦し、英語、ドイツ語やフランス語が堪能なのにフィンランド語ができない。でもニコはまぎれもなくフィンランド人の血をひいており、フィンランド人にとってはニコもフィンランド期待の星なのです。開幕前のテストで、キミ、ニコ、ヘイッキがそろってトップ・タイムをたたき出したときには、「フィンランドのパスポートを持った3人がトップを独占!」と微妙な表現でメディアは騒ぎ立てました。F1にはフィンランドのチームはないけれども、今シーズンのF1はフライング・フィンの走りに注目です。

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