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今週のこぼれ話

アイスホッケー、悔しい結果
フィンランドの歌謡曲イスケルマ
女性内閣誕生
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日本でもアイスホッケー
ユッシ映画賞
北極圏ラリー



  5月号(月一回2週目更新)

■ 世界一強い男

 フィンランドでは年間通じて、奇妙なコンテストが開かれます。特に夏は「奥様運び」や「タンゴ・フェスティバル」など特殊な技を競うフェスティバルが各地で開催されます。見ているほうは、冗談半分で笑っていますが、出場している本人は大まじめ。タイトルを獲得するために、トレーニングにトレーニングを重ねて「優勝」のために、何年も続けて同じ大会に出場すつ人も珍しくないのです。

 ヨウコ・アホラ。日本人にとってはこの奇妙な名前のフィンランドもそんな輝かしい大会出場経歴を持つ一人。アホラはフィンランド国内だけではなく北欧、アメリカなどでも開催される重量挙げや巨石運び、トラクター引き、などありとあらゆる力試しの競技に挑戦。さらに、各地で勝ち抜いた力自慢たちが集まる世界大会でも優勝し、「The Strongest Man=世界最強の男」の称号を1997年と1999年に獲得しました。そんなヨウコ・アホラが世界中の注目を浴びることになりました。

 「世界最強の男」に映画のオファーが来たのです。ドイツの巨匠W.ヘルツォーク監督の新作「神に選ばれし無敵の男」で、主演のティム・ロスやドイツ出身の怪優ウド・キアーなどと共に、俳優として映画出演。アホラの役柄は1930年代ヒトラーの時代のドイツに生きる力持ちのユダヤ人、鍛冶屋のジシェ。監督のヘルツォークの「この怪力の役は本当に強い男に演じて欲しい」とのことから、まったく演技の経験はない文字通り世界最強の男のヨウコ・アホラが大抜擢されたのです。 映画が完成するまでには怪我で撮影中止にならないよう、 大会出場やトレーニングさえも禁止という契約があったとか。役のために10キロの減量、さらに髪を伸ばすこと、など映画出演には普通の俳優並みに契約事項がずらりと並んだよう。さらに、アホラにとって演技だけでなくアメリカの資本の映画のため英語にも苦労させられたようです。

 世界最強の男、アホラの本職は大工。30歳を越えた最強の男は、ハリウッド進出も考えず、元の職業に戻り、トレーニングを重ねてまた大会にも参加する気は満々。最強の男になるためのトレーニング法を撮ったビデオにも出演。ヨウコの世界記録は数々、その一つが10個の巨石(1460キロ)を1分近く保持。演技を超えた怪力を撮影された映画は日本で5月24日公開予定です。

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