
8月号(月一回2週目更新)
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今年の夏はヨーロッパ各地で熱波のニュースが届いていますが、フィンランドではもう秋です。7月から8月1週目にかけては、日中は30度を越え例年にない暑さとなりました。今の気温は平年並みと落ち着き、朝晩は寒いくらいでもう秋の気配です。お盆の時期、日本では各地で花火大会が開催されましたが、天気がいまいちだったところもあるよう。一方フィンランドでは花火は冬の代名詞です。年明けのお祝いにあげるのが花火だから。なんといっても白夜のフィンランドでは夏は夜がほとんどないために、花火をあげても見えない、というのがやはり最大の理由でしょう。
スオメンリンナであがる花火
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そんなフィンランドでもここのところ8月の花火が定着しつつあります。とはいっても8月半ばを過ぎているので、地元の人にとっては秋の花火、という感覚でしょうか。世界遺産に指定されている要塞の島スオメンリンナでは、1998年から8月半ばにフィンランドの花火大会が行われるようになりました。もともと第一回はスオメンリンナ要塞の250周年記念の花火。記念の行事なので、日本からも花火がきて話題にもなりました。あいにく第一回は天候が悪く雨の中の花火となりましたが、雪のない時期の花火はやはり違うもの。年明けの花火は真冬の寒い中、数発合図のようにうちあげるだけで、時間にして10分にも満たないくらい。これ以上長いと当然ながら寒くて凍えてしまいます。8月の花火だったら、1時間空を見上げていてもじっくり堪能できるのです。
世界遺産のスオメンリンナ
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夏至から約2ヶ月たった8月でもヘルシンキではまだ日が長いので、花火大会が始まるのは暗くなった夜の10時から。ヘルシンキ南のカイヴォプイスト公園や港、そしてヘルシンキとスオメンリンナ島の間にある小さな島が花火スポットになっており、人々が集まる場所ではスピーカーで音楽を流してお祭りの雰囲気を盛り上げているとか。
花火がきれいに見えるくらい夜が暗くなったら、北極圏ではオーロラの季節です。白夜で見えなかったオーロラも暗くなった夜の空に美しく現れます。さらに、8月末からはラップランドでは紅葉も見られます。緑の夏と白い冬の間のフィンランドでは、まったく違ったオーロラと紅葉の色とりどりの自然を見られます。秋のフィンランドをぜひ楽しみにおいでください。
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