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フィンランドでは、生産段階で発生する廃棄物も含め年間約6,500〜7,000万tのゴミが出ると計算されている。この内95%が産業廃棄物で残りが家庭ゴミ。家庭ゴミの1人当たりの量は年間に約180kg。これら一般ゴミと産業廃棄物の減量のために国では「ゴミ処理及び減量化計画」を1996年に完成。1998年7月2日に国の「ゴミ処理及び減量計画2005」を成立させ、同年8月1日に施行。この計画書の中では、産業界別、自治体など各立場のゴミ減量指針を、2005年を目標に示している。
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国と行政が率先して取り組む廃棄物処理。それに民間企業も追随。ごみ、廃棄物処理企業も技術を積極的に開発。インフラの整備も積極的。すべてのゴミ収集、処理は有料で、回収されたものもまずは徹底リサイクルと再利用。
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ゴミ減量計画の指針
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国家全般
●ゴミ排出量を2005年までに15%減量
●ゴミからのリサイクル率を2005年までに、75%以上を達成
●汚染地域を2015年までにすべて浄化
* 国内にある汚染地域は数にして1500ケ所(1998年現在)。この数字は人口510万人の国としては多いが、これはフィンランドがヨーロッパ諸国で最も厳しい環境基準を採用しているためである。厳しい環境基準の採用は、全国民のうち320万人が地下水を飲み水としていることを考えると当然のこととも言えよう。2000年末現在、ほとんどの“汚染地域”は浄化され、残っている地域は相当の技術と時間を要するところのみ。
各都市圏
●ゴミ排出量を2000年に1994年当時の排出量まで削減し、2005年には15%減
●ゴミのリサイクル量を2000年までに50%以上とし、2005年までに70%以上とする
●ゴミ処理による環境汚染と人体への影響をなくす
建築業界
●2005年には建築現場からのゴミ排出量を15%減量
●2005年までにリサイクル率最低70%を達成
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その他産業界
●ゴミ排出量を2000年には15%減量
●2005年までにリサイクル率最低70%を達成
●工場排水及びエネルギー廃棄物を減少させ、2005年までに50%のリサイクルを実現
●鉱物採掘によるゴミリサイクル量の増加
●産業廃棄物による汚染の削減
●廃棄物の原料、エネルギー資源としての再利用効率化
●産業廃棄物再利用産業の拡幅化
地方都市
●地方産業による廃棄物量削減と再利用の強化
●廃棄物処理後、長期間経過後の人体と自然環境への影響の無害化
●特に農業地域と指定されていない地域での肥料類の使用制限
有害廃棄物の輸出入
現在、フィンランドから国外への有害廃棄物の輸出はない。一方、フィンランドへは、医療・化学物質など年間3,000〜10,000t輸入、処理されている。
ただし、有害廃棄物の輸出入は様々な危険をはらんでおり、政府も警告。
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フィンランド国内の、ゴミ処理関連企業の数は併せて300。内ゴミのリサイクルを扱う企業が80社で、多くの企業が特定の産業廃棄物のリサイクルに特化。また、一般ゴミのリサイクルに特化している企業も20社ある。それらの技術を“商品”に海外との取引も盛ん。重要な輸出産業の一端を担っている。
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フィンランドではゴミ(廃棄物)は、まず発生現場で徹底分別、リサイクルと再利用にまわされる。再利用される場合は、エネルギー資源となることが最も多い。現在の国全体のゴミのリサイクルと再利用率は65%。2005年までにリサイクル・再利用率60〜90%を目標としている。
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■「ごみ処理と減量化計画」に合わせた
インフラの整備の推移
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1996年実数
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2005年目標数
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ゴミ埋め立て地数 | >390ケ所 | 58-80ケ所
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生ゴミ処理施設 | 17ケ所 | 40-50ケ所
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廃棄物燃料の発電所 | 3ケ所 | 15-20ケ所
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有害廃棄物処理施設 | 75ケ所 | 60ケ所滑
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