Moimoi Sanomat(日刊Moimoi新聞)
フィンランドの癌研究成果に大きな経済的期待(経済)
2008.3.5
ヘルシンキ大学のカリ・アリタロ(Kari Alitalo)教授の研究グループは、癌治療のための抗体技術に関する研究をして、それを利益につなげています。この研究グループが発明したものは、Tie-1として知られる新型の受容体分子で、癌細胞に好影響を与えるものです。ヘルシンキ大学に付属するライセンスを扱う企業Licentia(リセンティア)は、Tie-1をライセンス化し、アメリカの生物製薬会社Dyaxへ提供しました。Dyax社で受容体分子を利用してさらに作られた抗体は、フランスの製薬会社サノフィ・アベンティス(Sanofi Aventis)社に売却され、Dyax社は今年2800万ユーロ(約44億8000万円)を得ています。その利益の一部はLicentiaにも入っているのです(Licentiaは金額を非公開)。Licentiaに入った利益の一部は、新しい開発事業のために使われ、新たな発明へとつながっていくのです。
|
|
|