街のあかり
Lights in the Dusk(英題)/ Laitakaupungin valot(原題)
2006年/フィンランド/35mm/1:1.85/ドルビー・デジタル/78分
監督・脚本・編集:アキ・カウリスマキ
撮影:ティモ・サルミネン
出演:ヤンネ・フーティアイネン、マリア・ヤルヴェンヘルミ
Director's Words
「Lights in the Dusk」は「浮き雲」「過去のない男」につづく3部作の最終作です。「浮き雲」では失業を、「過去のない男」ではホームレスをテーマにしてきましたが、「Lights in the Dusk」のテーマは孤独です。
まるでチャップリンの「街の灯(31)」のように、街をさすらう主人公のコイスティネンは、厳しい社会の中で何とか自分の居場所を見つけようとしています。しかしそんな彼のはかない夢は、無関心で実態のない社会によって、次から次へと打ち砕かれていきます。
愛に飢えていたコイスティネンに、また彼の夜警員という職業に、強盗たちが目をつけます。映画史上の最も冷酷な女、ジョセフ・L・マンキウィッチの『イブのすべて(50)』でアン・バクスターが演じるイブ以来のファーム・ファタール、ミルヤによって強盗が計画され、コイスティネンは罪を擦りつけられます。彼は仕事、自由、そして夢を奪われます。
主人公にとって幸いだったのは、この映画の監督が心優しい老人であったということです。ラストシーンは希望で光り輝いています。
アキ・カウリスマキ バイオグラフィー(監督/脚本/プロデューサー/編集)
1957年4月4日にフィンランドに生まれるが・・・
"The Saimaa Gesture (81)"
罪と罰 (83)
カラマリ・ユニオン (85)
パラダイスの夕暮れ (86)
ロッキーY (86) *短編
ハムレット・ゴーズ・ビジネス (87)
ワイヤーを通して(87) *短編
真夜中の虹 (88)
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ (89)
"Dirty Hands"(89) *TV映画
マッチ工場の少女 (90)
コントラクト・キラー (90)
悲しき天使 (91) *TV映画
ラヴィ・ド・ボエーム (92)
俺(おい)らのペンギン・ブーツ(92) *短編
トータル・バラライカ・ショー (94)
愛しのタチアナ (94)
レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う (94)
浮き雲 (96)
白い花びら (98)
過去のない男 (02)
結婚は10で決める (92) *短編 「テン・ミニッツ・オールダー―人生のメビウス」の一篇
"Bico (04)" *短編 「Visons of Europe」の一篇
街のあかり (06)
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