サーメ語
アンニが話すのがサーメ独自の言語サーメ語です。サーメ語は、フィンランド語と同じくフィン=ウゴル語に属してます。もともとは同じ言葉であったのですが、現在ではフィンランド語とサーメ語は全く違うものに分化してしまい、フィンランド人がサーメ語を理解することはできません。またサーメ語は地域によっても大きな違いがあります。
フィンランドに暮らすサーメの総人口の約半数が、サーメ語を母語とし、エノンテキオ、イナリ、ウツヨキ、ヴオッツォといったラップランドでも特に北の地域で生活しています。ラップランドではサーメ語のラジオや新聞があり、サーメ語の教育を受けることができますが、サーメ人は母語の他にもフィンランド語やノルウェー語といった自分が属する国の言葉も普通に話せます。
サーメ語独特の発音や文法は難解で、難しいといわれているフィンランド語よりもさらにやっかいな言語です。でもアンニとヴェイッコが話している言葉をよーく聞いていると、なんとなく同じような単語も聞こえきて、やっぱりもともとは同じ言語だったのだろう、と想像することもできます。
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